NAXA株式会社を売却・事業承継しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000049850.html
プレスリリースにもある通り、2024年9月末をもってNAXA株式会社の代表取締役を退任し、会社の経営権を譲渡しました。いわゆる「スタートアップのエグジット」というやつです。
ゼロからの創業
NAXA株式会社は、もともと私の個人事業を法人化したところから始まりました。放送業界の課題を技術で解決したいという一心で立ち上げ、最初は自分一人でコードを書きながら営業も兼務していました。
40名規模への成長
創業から数年で、アルバイト・業務委託を含め40名ほどの組織に成長しました。途中から経営のプロである中村に参画してもらい、私が不得意だった経営・組織面を担ってもらうことで、会社のスケールを一気に加速できました。創業者としてエンジニアリングと事業開発に集中できたのは、彼の存在があってこそです。
なぜ売却・譲渡を決断したか
会社が一定の規模になったとき、次のステージについて真剣に考えるようになりました。
- 放送業界の変革というミッションをより大きなスケールで実現するには、より強固な経営基盤と資本が必要だった
- 私自身は「0→1をつくる」フェーズに最もエネルギーを発揮できるタイプだという自己認識がある
- 中村をはじめとする経営チームが、次のフェーズを引っ張っていく力を十分に持っていた
これらの要素が重なり、会社を次のステージへ送り出す最善の方法が「経営権の譲渡」だという結論に至りました。会社を手放すことへの寂しさはありましたが、それ以上に「ここまで育てられた」という達成感と、「あとは任せられる」という安心感がありました。
創業者として得たもの
スタートアップを創業し、エグジットまで経験したことで、技術・経営・組織・資本の全方位にわたる解像度が飛躍的に上がりました。うまくいったことよりも、失敗や想定外の連続の方がはるかに多かったですが、それがすべて財産になっています。
次の挑戦へ
売却後は、NAXAとは完全に切り離し、新たに個人会社を立ち上げました。今はAI関連のコンサルティングと開発に全力を注いでいます。
放送業界での10年近いキャリアで培った「現場の課題を技術で解く」という感覚を、AIという強力なツールと掛け合わせることで、これまでとは桁違いのスピードと精度で価値を届けられると感じています。具体的には、企業向けのAI導入支援から、プロダクト開発の受託・共同開発まで幅広く対応しています。
NAXAのことは、自分の手を離れた時点で完全に次の世代に託しました。会社の成長は願っていますが、自分は前を向いて走るだけです。
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改めて、NAXAの成長を支えてくださったすべての方々、お客様、パートナーの皆さまに心から感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
占部 竣平