1つのSSLサーバ証明書に複数のFQDNを追加する方法
はじめに
SSLサーバ証明書のフィールドにはSubject Alternate Names(SANs)という項目が存在します。
ここに、複数のFQDNを指定してあげることによって、1つの証明書だけで複数のFQDNに拡張することが出来ます。
ちなみに、認証局によってはSubject Alternate Namesがダメなところもあるので、要注意です。
さっそくSANsな証明書を作りましょう
環境
CentOS 7.2(OpenSSL 1.0.1e-fips 11)
手順
今回は楽に発行したいので、直接openssl.cnfを編集しています。あと、メモ用に書いているので、かなり雑です。
openssl.cnfに以下を追加
1 | [ req ] |
あとはCSRを作成するだけ
1 | openssl req -new -key ssl.key -sha256 -out key.csr |
念のために確認
1 | openssl req -noout -text -in key.csr |
1 | (省略) |
これで、作成完了です。簡単でしょ?